工事の方法

解体

 土地の境界によく実施されるのがブロック工事ですが、法令によって設置できる高さが決まっています。最大の高さは220cmですが、使用するコンクリートブロックの種類や、地盤の状況によって変わってきます。  コンクリートブロックには、強度によってA種・B種・C種の3種類があり、最も高性能なものはC種となります。ブロックの基本サイズは39cm(幅)×19cm(高さ)となっていて、厚みは10・12・15・19cmとなっています。  ブロック工事は、コンクリート工事と違い型枠の設置やコンクリートの打設、養生といった工事が基礎部以外ではありません。  ブロック工事において、基礎工事は重要です。基礎に問題があった場合には沈下を起こしたり、傾いたりして大きな問題が発生するからです。

 ブロックを設置する場所が土砂部分である場合には、しっかりとしたコンクリート基礎を設置する必要があります。『ブロック塀施工マニュアル』で根入れ(地中に埋め込む部分)が35cm以上と定められているので、地盤を掘削して定められた大きさの鉄筋で補強されたコンクリート基礎を設置します。  コンクリート基礎を設置した後、十分に養生をした後に元の高さまで埋め戻しを行い、本格的なブロック工事を行うこととなります。  ブロックを設置する前の、縦の補強鉄筋を設置します。設置する間隔は40cm以内と定められています。  ブロックは一つ一つの隙間をモルタルで敷き詰めながら積み上げていくので、モルタルの硬化を待つため、一日に積む事が出来る高さは、1.6mまでと決まっています。ブロック高さが40cm以内ごとに横方向の補強鉄筋を設置していきます。  ブロックの高さが1.2mを超える場合には、3.4m以内毎に転倒を防止するための控えブロックを設置することが決められています。